馴染みのキャパ嬢から、「岡山に回春サークル会社がある」と聞かされました。
興味津々ですが、なんか怖い気もして「ネットなどでの客引きは一切しておらず、あくまでサークル活動みたいなものだからと言うんです」！
証言する人の表情は切実そのもの。ムラムラ指数は限界に逮しているといっていいだろう。
「特捜部の捜査能力でサークル背景を調べてほしいんです。どうか店に一緒に行ってください！」
力強い訴えに胸を打たれた。はたして回春サークルの実態とはどのようなものなのか。
「行きつけの店で、お気に入りのコに問いたんです。いつも指名してるし、そのコとプレイできるなら、とは思うのですが……」　
もちろん依頼人と同伴だ。システムは、いたって普通のキャバクラである。
指名を入れてから待つこと数分。
現れたのは、清楚系美女。20歳の現役女子大生だという。
彼女とツーショットになれるよう、事前に打ち合わせてあったのだ。
「なんかおもしろいサークルがあるんだって？」　頃合いを見て核心に迫る。
警戒されるかと思いきや、依頼人が同席しているせいか、彼女は話し始めた。
サークルを取り仕切る部長の存在を明かした。
「彼女もキャバクラでバイトしてて、回春サークルで知り合った社長さんに話を持ちかけられたらしいの。